大人の恋愛~背徳の行方~
「えっ、香奈ちゃん、看護師って・・・香奈ちゃんにとっては辛くないの?」

「はい、姉にも言われましたが、とりあえずやってみて、駄目なら
 お花の方に、方向転換します。」

「じゃー、お母さんの後を継ぐつもり?
 だって、梨桜は、継がないでしょ!!」

理が無意識に、『梨桜』の名前を出すと、その場が固まった!!!

素早く幸子が機転を利かせ、

「香奈ちゃん、庭も見てもらっていいかしら?」

「はい、いいですよ・・・」

そう言うと、幸子と香奈は立ち上がり、理にも一緒に庭を見るように
促し、リビングから出て行った。

そして義也も、そ知らぬふりで

「じゃー、螢、その座席で頼むぞ。真紀さんゆっくりして行ってください」

義也も、リビングを出て行った。

「なんか、可愛らしい子ね!!」

「そうだな。それより、座席が決まったんなら、これから式場へ
 届けに行こう。」

「そうね・・・行きましょうか!!」

螢は、居たたまれなさを隠すように、真紀を連れ出した。
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