TABOO~それぞれの秘密~

マネージャーがその場を離れ、京一と二人になると

「この香りに溺れながら撮影してると、花梨ちゃんに抱かれる錯覚に陥ったよ」

ドラマのワンシーンのような甘い台詞

「甘い毒を想像してしまうこの香り、かなりはまるね。
オトコなら、誰でも手放せなくなる」

距離を縮めてくる京一に壁際に追い詰められて

「抱きしめたら、俺がまとってるこの香りが花梨ちゃんに移るんだろうね。
恋人、怒ってお仕置きするかもな」

上半身裸の男は、吐息を私の耳元に落とす

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