最強女総長×俺様総長
琉「嵐龍は多分……」
────♪~♪♪~♪♪♪
琉伊が何か言いかけたのを俺の携帯が遮った
万「わりー」
俺はそう言って電話に出た
万「もしもし」
杏『ひっく…万ひっく浬…』
万「杏浬か。どうした?」
電話は、杏浬からだった
しかも、電話越しで泣いてるし…
杏『なっつひっくめがひっく…』
泣いてて何を言いたいのかよくわからない…
万「大丈夫だから落ち着け」
杏『う…ん。ひっくあのね、棗目覚めたの…ひっく』
棗が目覚めたか…
凛、棗目覚めたみたいだよ
よかったな…
万「そっか…よかった…」
杏『でも、ひっく』
なんかあったのか?
杏『当分、ひっく安静だってひっく…』
それはそうだろうな…
あれじゃ動けないだろ…
万「わかった。今日はそっちで寝るのか?」
杏『うん!棗の側にいる!』
泣き止んだか?
万「わかった。棗のこと頼むな」
杏『うん!……万浬…』
万「んー?」
声色が変わった…