最強女総長×俺様総長
あたしは呆れつつ、通話ボタンを押した
凛「もしもし」
李『凛、稀琉羅から連絡あったんだけどそっちで泊まるって?』
凛「あぁ」
李『またか……悪いな。迷惑かけて』
李仁がため息交じりに言った
凛「別にあたしは構わない。李仁も大変だな」
李『そっか。すまんな。ちゃんと見張ってないと何仕出かすかわかんねーからな』
ま、それもそうか
凛「稀琉羅のこと、全部任せて悪いな」
李『いや、全然どうってことねーよ。凛こそ忙しいのに稀琉羅に付き合ってくれてありがとな』
李仁は稀琉羅の親かよ…
凛「大丈夫。稀琉羅は基本邪魔なことしないし」
李『あいつもあいつで周りのことよく見てるからな』
凛「あぁ、そうだな。李仁たちもどうせ今日はここに泊まってくんだろ?」
李『ん?あぁ、そうだよ』
凛「あたしに話があって来たんだろ?というか、集まって来たんだろ?」
李『凛にはお見通しって訳か』
電話越しで苦笑いしてるな、李仁
凛「バレバレ。今日は悪いけど疲れてるから明日にしてくれ」
李『わかってるよ。少し顔色悪かったみたいだし』
気付いてたか…