最強女総長×俺様総長


凛「棗、学校は?」


制服に着替えたあたしはミイの餌の準備をしながら言った


棗「学校なら休むよ?」


棗はコーヒーを飲みながら当たり前のように言った


凛「は?なんで?遅刻してでも行きなよ」


まー棗なら頭いいから留年の心配はないけどね


棗「だって今日、凛の文化祭じゃん?見に行くに決まってるじゃん」


いや、決まってないと思うけど?


棗「万浬たちも休んで行くって言ってたよ?」


おいおい、あたしの行事にいちいち休まなくてもいいと思うんだが…


万浬と庵も問題はないと思うけどさ、


杏浬と凪は休まない方がいいと思うのはあたしだけか?


棗「杏浬と凪には留年の恐れがあるから学校行きなって言ったんだけどね、聞かなくてねー」


苦笑いしながら言う棗


あいつらならそうしそうだな…


凛「別に来てもいいけどめんどーだけは起こすなよ?」


棗「はいはい。まー万浬が口止めするから大丈夫でしょ」


棗は問題ないか


心配するのは杏浬と凪は当たり前だけど万浬も心配だ


何仕出かすかわかんねーからな


まー煌凰に不利になることはないから大丈夫だろうけどな


棗「さて、時間も時間だし行くよー」


棗はそう言い立ち上がった


凛「んー」


あたしはミイを撫で、鞄を持ち玄関まで向かった

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