~宿命~
オッサン:「休む暇なく働いているからね。」
明隆:「トップの本業は?」
オッサン:「病院の医院長だよ。」
明隆:「そりゃ、金持ちやゎ。そういえば、トップは何処におるん?」
オッサンは笑顔のまま自分の鼻先に人差し指を当てた。
明隆:「えっ?あんたがトップ!?」
オッサン:「そうじゃなきゃ君の条件を独断で呑まないでしょ。」
明隆:「あっ。そっか…」
オッサン:「そういえば、自己紹介まだだったね。僕は秘密結社“バトル・メンバーズ”の総司令官。『トップの新石 優(あらいし すぐる)』。よろしくね。」
明隆:「俺は『真藤 明隆』。好きに呼んでくれ。」
新石:「分かった。でも、まだ君は階級試験を受けてないから正式にメンバー入りするまで君って呼ぶよ。因みに明日、部下の所有する道場で試験するから来てね。はい、これ。」
いきなり地図が書いてある紙を渡された。

この時、既に深夜1時をまわっていた。
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