~宿命~
第28章 何がなんでも 後編
リーダー:「ふんっ。その程度か。クズが!楽しませろよ。」
明隆:「うっせぇ。バカ。ビビってないでタイマン(一騎打ち)はれっ!」
リーダー:「やってやろうじゃないか。あけろ。」
奴の一声で8人が後ろへ下がり、目つきの悪いアホ大将が親玉気取りで前に出てきた。
リーダー:「謝っても無駄だぞ?いいのか?」
明隆:「誰がお前みたいな豆電球に頭下げるか!」
リーダー:「ふざけやがってこの野郎!」
悪い目つきが怒るとさらに悪くなった。
こんな目じゃなくて良かったと安心していた。
少し油断してしまったせいで鼻に奴のパンチが当たった。
明隆:「うわっ!」
痛さのあまり声を漏らし、うつむいた。
明隆:「しまった!」
気付いた時には遅く、奴の膝が再び鼻を直撃する。
もう、痛すぎて言葉も出なかった。
水和:「あ、明隆さん!逃げよう。」
水和が俺の背中に触れた瞬間、奴のいかれた声が耳に入った。
リーダー:「逃がすかっ!ボケっ!」
容赦なしの強烈な蹴りが俺の腹に打ち込まれ、水和を下敷きにする形で後ろへ吹っ飛んだ。
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