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 「いずれわかるときがくる」と恭一は綺麗な歯並びを覗かせた。「答えは、遅れてやってくる」
 人は謎に惹き付けられる。知りたい欲求を抑えることはできない。それに、心が空虚であり闇であり自分自身存在しているようで存在していない、生きている実感すら湧かない、そんな日々を過ごしていた鈴音に突如していた現れた恭一。その後にカフェを後にし、バーでアルコールを飲んだ。初めていったバーは、高級感に満ちあふれ、グラスのな中で回されたロックアイスの音だけがこだましていた。気づけばホテルに入り、互いの肉体を融合させていた。
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