HELP
 そして、背後からやさしく抱きしめられた。彼は焦らす。胡桃が、こうして欲しい、というポイントを知っているのだ。
 ああ、と胡桃は彼の手に触れ、天井を見上げた。
『HELP』
 が鳴り響いている。でも、まだ私は助けを必要としていない。満たされているから。
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