ノスタルジア
外の世界では、ああいうのをオシャレというのだろうか。
私はといえば、自分で髪をいじったこともなければ、化粧なんてのもしたことがない。
服だって、澪のくれたものを着てるだけ。
だって、私はあの家のなかの小さな世界しか知らないから。
そう言うのも、どこか言い訳がましいし。
澪はというと、何故かオシャレしなくてもかっこいい。
というか、澪が身に付けると何でもないようなものもオシャレになってしまう。
私から見た彼はそんな人だ。