ノスタルジア





「………」




なぜだか、急に恥ずかしくなる。




そんな人の横を歩くのが、私みたいな無垢な奴でいいのか。






自分の身だしなみひとつ、ちゃんと出来なければ。




胸を張って彼のとなりも歩けないで、外の世界をビクビクと見渡す。






そんな私の隣を歩くのが嫌だから……。






もしかしたら彼は私を外に出したがらかったのかもしれない……。








そんな根拠のない不安が、胸の奥をぎゅっと締めつける。






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