ノスタルジア






それは、初めて嘘つきの神様が本当に守った小さな猫との約束。







私が居なくなっても、哀しまないで。





泣かないで。








ちゃんとさよならは言えなかったけれど、私は貴方の笑顔の種になるだけだから。






どうか、来世では私を探さないで。






そこに私は居ないから。














─────これは、貴方に恋した猫のお話。











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