不機嫌honey
それだけを楽しみに仕事に明け暮れる。



寝る時間がなくなってきて、体が思うように動かなくて。



1週間経った時、半日休みだから午前の仕事を頑張った。



ダメだ。



目眩がする…。



「シュリちゃん、お疲れさま」

「お疲れ~」



早く寝たい。



早く、早く…。



「レイさん…早く帰っ…」

「シュリっ!!」



もうムリだ。



楽になりたくて、意識を手放した。



「んなぁっ!?」



目を覚ますと、知らない場所。



しかも下着姿で、ベッドの上。



「どこ…?」

「起きたか」

「レイさん!?なんで!?」

「お前がぶっ倒れたからだろ」

「なんで風呂上がりなの!?」

「俺んちの風呂に、俺が入ってなにが悪い」

「レイさんち…?」



なんですと!?



そしてなぜ下着姿!?



「変態!!」

「苦しそうだったから脱がせただけだ。何かされたと思ったか?」

「ムカつく…」

「商品に興味はない。自惚れるな、ガキ」



なんなのコイツ!!



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