BLACK or WHITE


「いえ、謝らなくてもいいんですけどね」


黒田君はそう笑って、困ったように首をかしげる。


「俺の言葉…そんなに気に入りませんでした?」

「いや、気に入らないとか、そんなじゃなくて」


そう否定しかけて、いや、確かに気に入らなかったのだと、自分で気付いた。

混乱する頭の中を整理しようと、一つ息を吐く。
食事の方は、完全に手を止めた。


「──そうね、確かに、気に入らないわ」


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