BLACK or WHITE
「お疲れ」
俺が顔を出すと、彼女は目を丸くした。
大体俺は、昼休みには自販機でジュースとか紅茶とかを買っているから、給湯室へ来ることは滅多にない。
だから、珍しいとでも思っているんだろう。
「俺もコーヒー淹れてもらっていい?」
「え?あぁ、ハイ」
俺の発言に、彼女はさらに目を丸くする。
驚きすぎて、返事が片言になっていて、俺は笑いをかみ殺した。
「…どうしたの?眠気覚ましにコーヒー?」
「うん。そのつもりだけど」