冷酷社長の極上の愛
「色々とご迷惑をかけてすみません」

そう言って頭を下げた私に、

・・・

「何を言ってる宗吾。

お前は私の大事な息子じゃないか?

お前が幸せになれるなら、どんな協力だってする。

頑張れよ、宗吾」


そう言った父は、私の肩を、

ポンと叩いた。

・・・

「ありがとう…父さん」

・・・

社長になり、父と対等な立場になったと思っていた。

でも、

まだまだ、半人前と言う事か…


いつか、私も父のように、

器の大きい男になれるよう、

もっと努力しなければな・・・そう思った。
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