小さな初恋
『同じ電車…
いつも朝乗ってるよね?
絶対にイス座って…
通勤客が来たら、席取られないようにして…
おばさんが乗ってきたら席を譲ってるじゃん?』
そんなとこまで見てたんだ…
あたしは、
恥ずかしくって下を向いていた
そう、
あたしは毎朝わざと、
空いている席に座ってしまう
通勤ラッシュの波にのまれながら、
途中の駅で老人が乗ってくると、自分の席を譲るの…
言わば…あたしは、
後から乗ってくる老人のために席を確保している
もうそれが癖で、
よく席を譲るおばあちゃんなんか、
あたしの顔と名前を覚えていて、
『学校で食べなさい』
って、お饅頭をくれることもあるんだ
いつも朝乗ってるよね?
絶対にイス座って…
通勤客が来たら、席取られないようにして…
おばさんが乗ってきたら席を譲ってるじゃん?』
そんなとこまで見てたんだ…
あたしは、
恥ずかしくって下を向いていた
そう、
あたしは毎朝わざと、
空いている席に座ってしまう
通勤ラッシュの波にのまれながら、
途中の駅で老人が乗ってくると、自分の席を譲るの…
言わば…あたしは、
後から乗ってくる老人のために席を確保している
もうそれが癖で、
よく席を譲るおばあちゃんなんか、
あたしの顔と名前を覚えていて、
『学校で食べなさい』
って、お饅頭をくれることもあるんだ