黒猫ちゃんの憂鬱4




闇とかもってんのかなー、って思ったけど。





「アノ子、名前は?」





『あぁ。アノ子、名前言わないんですよ。それと、歳は貴方と同じです』







「じゃー・・・あ。アノ子で」





『ふふ。同じ年齢なのに、上から目線ですね』






・・・いいじゃないか。








『ほら、おいで』




カチャン、と音を立ててあくドア。







『・・・。誰だテメェ』






初対面なのに。







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