黒猫ちゃんの憂鬱4




「じゃあつけたげる。・・・好きなものとかある~?」



『・・・風?』





風、ね。




んー・・・





じゃ~あ。





「風魔。風魔ってどう?貴方は今日から美神風魔だから」





頭を撫でる。




想像では、振り払われるかと思ったのに。







『ッッ・・・うぅっ』






泣き出した。






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