《改稿中》V系霊媒師「咲邪」†SAKUYA†《改稿中》
「でもぉ、私馬鹿だからぁ」
下ばかりを向いて歩いていたマキは、トレーラーの荷台から滑り落ちて来た鉄骨に気付かなかったのだ。
「ああっマキっ、危ないっ!」
姉はマキを突き飛ばし、自らは鉄骨の下敷きになってアッサリと逝ってしまった。
「私の所為でおねぇちゃん……頭が潰れちゃってて……折角の綺麗な顔がぁ、グシャって……いやぁぁっ!」
マキは半ば錯乱状態になって喚き散らし、ついには泣き崩れて話すことも出来なくなってしまった。
「可哀想に……その瞬間を間近で見てしまったのね?」
咲邪はマキを優しく抱き締めると頭を撫でてやっている。マキも咲邪の懐に埋ずまって、やっと人心地ついたようだ。
「咲邪さん。おねぇちゃんと同じ匂いがしますぅ、グスッ」
咲邪が振っている女物の香水が、偶然マキの姉と一緒だったらしい。
「うんうん。沢山甘えていいからね? アイタッ!」
マキを抱きかかえていた咲邪は、電流に弾かれたように飛び退いた。するとゼロが虚空を睨んで激しく吠え始める。
ウウウゥ アフッ! アフアフッ!
「ゼロ、どうしたの? 何なの?」
ブゥゥゥン ブン ブン ブン
壁に立て掛けておいた咲邪のベースが、誰も触れていないのに鳴り出す。
「霊だぁ、かぁなり強いぞぉぉ!」
覇龍は霊毛で出来た筆を持ち、身構える。
「駄目っ! おねぇちゃん違うのっ! 咲邪さん達はおねぇちゃんを助けてくれるわっ!」
マキは何かから咲邪達を守るように、両手を広げて立ちはだかる。
「そうか。千里眼のマキには、霊も見えるんだ」
斬汰はマキの様子を見て悟った。
下ばかりを向いて歩いていたマキは、トレーラーの荷台から滑り落ちて来た鉄骨に気付かなかったのだ。
「ああっマキっ、危ないっ!」
姉はマキを突き飛ばし、自らは鉄骨の下敷きになってアッサリと逝ってしまった。
「私の所為でおねぇちゃん……頭が潰れちゃってて……折角の綺麗な顔がぁ、グシャって……いやぁぁっ!」
マキは半ば錯乱状態になって喚き散らし、ついには泣き崩れて話すことも出来なくなってしまった。
「可哀想に……その瞬間を間近で見てしまったのね?」
咲邪はマキを優しく抱き締めると頭を撫でてやっている。マキも咲邪の懐に埋ずまって、やっと人心地ついたようだ。
「咲邪さん。おねぇちゃんと同じ匂いがしますぅ、グスッ」
咲邪が振っている女物の香水が、偶然マキの姉と一緒だったらしい。
「うんうん。沢山甘えていいからね? アイタッ!」
マキを抱きかかえていた咲邪は、電流に弾かれたように飛び退いた。するとゼロが虚空を睨んで激しく吠え始める。
ウウウゥ アフッ! アフアフッ!
「ゼロ、どうしたの? 何なの?」
ブゥゥゥン ブン ブン ブン
壁に立て掛けておいた咲邪のベースが、誰も触れていないのに鳴り出す。
「霊だぁ、かぁなり強いぞぉぉ!」
覇龍は霊毛で出来た筆を持ち、身構える。
「駄目っ! おねぇちゃん違うのっ! 咲邪さん達はおねぇちゃんを助けてくれるわっ!」
マキは何かから咲邪達を守るように、両手を広げて立ちはだかる。
「そうか。千里眼のマキには、霊も見えるんだ」
斬汰はマキの様子を見て悟った。