スイート・プロポーズ

(な、なんでだろう?)


男性相手に、こういう事を言っていいのか分からないが、何故か夏目が色っぽく見える。

艶があるとでも言うのか、大人の色香を感じてしまう。


グラスの泡盛を飲み干し、頭から考えを追い出す。


「・・・・・・」

「・・・・・・」


沈黙が続き、円花は話題を探す。

仕事の話をする時は意識しないが、こうしてプライベートになると、どうにも勝手がわからない。


(う〜ん・・・・・・部長は気にした様子ないけど・・・・・・)


朝のオフィスと状況は似ているはずなのに、居心地が悪い。

多分、その原因は自分の心境の違いから、だと思う。

今は、落ち着けないから。


「小宮。あんまり飲み過ぎるなよ?」

「え? あ・・・・・・」


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