ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
「オイ月模。ビビられてるって………本当に?」


「ああ。完全にいい感情は持たれてない」


オレはヒソヒソ声で話す達寛に言い返しながら、今日までの事を思い出していた。


『あ………あの三船君……晩ご飯出来た………』


同居1日目にオレがヴァンパイアだと教えた時から、葵は完璧オドオド状態。


オレが近くに行くだけで、体がビクつく程だった。


『オレ、お前の血の方がいいんだけどなぁ』


『な、何言ってんの!?血吸われるなんて絶対嫌だから!//////』


オマケに男慣れしてないから、こういう事言ったらすぐ赤くなるし。
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