彼女志願!2nd
だめだめ、なぜか穂積さん、時々斜め上の発想になるんだもん!
これはすぐに否定しないと!
慌てた私。プルプルと首を振った。
「しっ、仕事のことです!」
「仕事?」
「はい、実はですね、その、ノベライズのお話をいただきまして、それで、受けてみたいなって思ってて」
「――ノベライズ……」
穂積さんの顔からゆっくりと険が取れる。
「ですが、翡翠社では、ないですよね? 他社からオファーが来たってことですか」
「――はい」
こっくりとうなずく私。
「すみません、言いづらくて……」