初恋



***



練習が始まり、

ウォーミングアップをしていた。




今日の皆は、

昨日以上のやる気で逆に暑苦しいくらいだった。




先頭で仕切っている裕大と俺は今日のメニューの事を話していた。







「あ、今日もコーチがいねぇ?」






「おぉ・・・もしかしたら途中で来るかもって言ってたんだけどよ。


・・・何か、息子の試合?があるみたいでさー」






話を聞いたのは自分なのに、

何で疑問形で話してくるんだよ・・・




ちゃんと聞いてたのか?



しかもコーチ息子の試合見るために来ないって・・・




「で、メニューの話はされなかったのかよ?」


「それがさー、もうそろそろ新人戦も始まるだろ?


メンバーも決めなきゃなんねぇし、紅白戦やれって。」



「コーチがいないっつうに?」







「そー。1年を入れるか悩んでるみたいだし、


2年対1年で、1番使えそうなのをピックアップしとけって」







またアバウトな・・・









コーチってそんなんでいいのかよ。汗











・・・まぁ、裕大とコーチがよくメンバーの話してるのは知ってたし。









コーチも裕大を信頼して言ってるんだから

任せるのも当たり前、か。






俺たち、部活には2年が15人、

1年が13人と、意外に人数がいたりする。






今年入って来た1年で凄い奴がいる。
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