初恋
「裕大・・・!!」
「おぉ・・・はよ。
―ってここで何してん?
早く着替えろよ」
「お前がこねぇかと思って心配したんだよ!
馬鹿野郎!!」
俺たちは裕大を囲んでは頭を叩いたりする。
「痛ぇって!馬鹿、マジやめれ!!」
俺はそんな皆を見ながらやっぱりと思う。
この部のキャプテンは裕大だと。
俺じゃねぇって・・・
こんなに信頼されてんのに、
キャプテンやらねぇ奴なんていねぇし。
馬鹿が付くほど元気なキャプテンの方が、
俺も他の奴らも安心出来る。
「ちょ・・・悼矢!助けろぉぉ!!」
そんなお前を、支える方が俺は向いてる。
「悼矢~~!!」
「はいはい・・・」
俺たちは、誰が何言おうとお前について行くから。
まぁ・・・ずぐにキレたりするのは・・・
対処するのが大変だけどさ。
でも、お前について行くって決めたんだ。
それには変わりねぇから・・・
「・・・頑張ってくれよ、キャプテン」