初恋
「・・・あ、あの!!」
「そうだ、」
ヒラヒラと手を振りながら帰って行く健悟先輩が
もう1度振り返る。
あたしの声に気づいてくれたのかと思ったら、
「アリス、だっけ?
ちょーかあいいよ笑 んじゃね」
「え!?ちょ、健悟先輩!!」
あたしの恰好を可愛いと言ってくれたことにも驚いているけど、
もっと驚いていることが山ほどある。
どうして、あたしにマネージャーをやってと言いに来たのか。
しかも、あの健悟先輩が。
お兄ちゃんが、部長として言ってくるのは理解が出来るんだけど・・・
よりにも寄って、健悟先輩。
今の状況に全く付いていけずその場に突っ立っていたら
目の前に誰かが現れた。
「お、俺グッドタイミングじゃんか!!」