闇
「こら!何やってんのよ!!」
強気な声が、廊下に響いた。
見れば、其処に居るのは。
大好きな――私の友達。
舞ちゃん、葵ちゃん、曽根倉君。
「それって只の嫉妬でしょ!?海崎が誰と仲良くしようが、そんなのは海崎の勝手でしょ!!」
葵ちゃんの言葉に、ルーム長は ぎくっと身を強張らせ。
教室に、走って行ってしまった。
「海崎!大丈夫?」
優しい声に包まれて。
私の目から ぽろりと、我慢していた涙が一粒、零れてしまった。