My Sweet DRAGON
「プリンって…しかも抹茶とか…」
「だって抹茶プリン、美味しいじゃないですか!」
「確かに…」
「でしょ!」
イチゴも旨いが、確かに抹茶も旨い。ってか、イチゴじゃなけりゃなんでもバッチコイ!
さっきまでの頑ななアタシは何処へ。龍樹の言葉に妙に納得してしまったアタシは、ちょこっとだけそわそわしながら店内のデザート売場へと向かった。
「おっ、意外と種類あんな。この、ふわとろ、っての、マジうまそー」
「あっ、でも俺、さっきのカラオケ店にケータイ忘れてきたっぽいんですよねー」
「は?」
が、後ろから聞こえたまさかの一言にプリンへと伸ばしかけた手を止め、バッと振り返れば、焦るどころかヘラッとする龍樹。
「ケータイ?それってヤバくね?」
「はい。ヤバいです。大ピンチです」
「だよな!」
忘れ物だからその可能性は低いにしも、もし誰かに使われでもしたら大問題。当の本人以上に焦ってしまったアタシは店内の、まだ入り口付近の龍樹に小走りで駆け寄るとバッと手を取った。
「だって抹茶プリン、美味しいじゃないですか!」
「確かに…」
「でしょ!」
イチゴも旨いが、確かに抹茶も旨い。ってか、イチゴじゃなけりゃなんでもバッチコイ!
さっきまでの頑ななアタシは何処へ。龍樹の言葉に妙に納得してしまったアタシは、ちょこっとだけそわそわしながら店内のデザート売場へと向かった。
「おっ、意外と種類あんな。この、ふわとろ、っての、マジうまそー」
「あっ、でも俺、さっきのカラオケ店にケータイ忘れてきたっぽいんですよねー」
「は?」
が、後ろから聞こえたまさかの一言にプリンへと伸ばしかけた手を止め、バッと振り返れば、焦るどころかヘラッとする龍樹。
「ケータイ?それってヤバくね?」
「はい。ヤバいです。大ピンチです」
「だよな!」
忘れ物だからその可能性は低いにしも、もし誰かに使われでもしたら大問題。当の本人以上に焦ってしまったアタシは店内の、まだ入り口付近の龍樹に小走りで駆け寄るとバッと手を取った。