あの夏の日と、私と、キミと。
誤解を解こうとしたとき、言葉を遮られた。
「・・・前にさ、真綾が俺のことを助けてくれたじゃん」
「うん・・・」
「それから、何にも恩返しできないまま1年が経って・・・」
悠貴がなにを言いたいのか、全く予測がつかない。
「だから今回の事を知って、真綾の力になりたいと思った」
「・・・!!」
「真綾が俺のことを救ってくれたように
今度は俺が、真綾のことを救いたい」
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