あの夏の日と、私と、キミと。



「どうだった?」



「ちゃんと話せたよ。
それでね・・・東京に行く事にした」



「そうか・・・よかったな
これで、目が治るんだ」



悠貴は悲しそうに笑った。



「悠貴?」



多分わかってる。



悠貴が思っていること。





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