君の隣で~☆星空☆続編~【完】
あたしの変わり果てた姿を誰も触れる事はなく、
地元の男達も、先輩も普通に接してくれていた。
「最近よぉ~流奈、頭いっちゃったべ!?」
そんな風にたまってる時に言った奴がみんなから冷たい視線を浴びていた。
“そう、壊れんだよあたし”そう心の中で笑いながらも、
「なぁ~に言っちゃってんの!初めから!初めからっ!!」
って笑い飛ばしてた。
そんな仲間といる微妙な雰囲気の中でも、
好きでもない男と一緒に居る時も、
けして翼の事が頭から消えた時はなかった。
悲しく笑う翼の顔が
消えてはくれない……
考えないように、たくさん遊び回っても、
急がしそうにしていても、
無理矢理、男と一緒にいても、
頭の中から消えない翼の悲しそうな顔……。
笑顔の翼よりも
思いだすのは、写真の中の悲しそうな翼。
やりきれなかった。
本当は何度も何度も願っていた……。
“時間を戻して下さい…”
“翼と出逢う前に、知らなかったあの頃に……”
そう何度も願い続けながらいつも忘れようと必死に居場所を求めてた。
忘れる事が出来ないことくらい
一番分かっていたはずのに……
地元の男達も、先輩も普通に接してくれていた。
「最近よぉ~流奈、頭いっちゃったべ!?」
そんな風にたまってる時に言った奴がみんなから冷たい視線を浴びていた。
“そう、壊れんだよあたし”そう心の中で笑いながらも、
「なぁ~に言っちゃってんの!初めから!初めからっ!!」
って笑い飛ばしてた。
そんな仲間といる微妙な雰囲気の中でも、
好きでもない男と一緒に居る時も、
けして翼の事が頭から消えた時はなかった。
悲しく笑う翼の顔が
消えてはくれない……
考えないように、たくさん遊び回っても、
急がしそうにしていても、
無理矢理、男と一緒にいても、
頭の中から消えない翼の悲しそうな顔……。
笑顔の翼よりも
思いだすのは、写真の中の悲しそうな翼。
やりきれなかった。
本当は何度も何度も願っていた……。
“時間を戻して下さい…”
“翼と出逢う前に、知らなかったあの頃に……”
そう何度も願い続けながらいつも忘れようと必死に居場所を求めてた。
忘れる事が出来ないことくらい
一番分かっていたはずのに……