君の隣で~☆星空☆続編~【完】
「段階があるの、あなたはね子宮頸部ガンって言う病気の検査にひっかかったわ。細胞のガン……その数字の段階が今はギリギリなの………もう少しすると」


「産めるんですよね?子供」





先生の説明の途中であたしは口を挟んだ。


説明なんてどうでも良かった。



病気なんてどうでも良かった。



ただ、この子を産めるって言う言葉を聞きたかっただけだった。






「リスクが高すぎるの」



その先生の言葉が衝撃的だった


その後、先生がこれから何を言おうとしているのかが簡単に予想ついたから。




「あたし、この子を産みたいの。必ず産みますから」



そう言いながら、あたしは診察室を出た





「待ちなさい!!!」



診察室をでて、あたしの腕を掴んだのは看護婦さんだった



「もう1度入って!!」



「話しても、言われる事分かってるからいいです」




大注目だった。


あたしを見ながら、妊婦さん達は何かを話してた。




“お前等には、こんな気持ちわかんねぇだろうよ”



今にも、口から飛び出しそうな暴言と一緒にあたしは唾を飲んだ。


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