囚われた、あなたの腕の下。

** **


「い、やぁああぁぁぁっ」

「うわぁっ!」


あたしの声に、アラタ君が飛びのくように驚いていた。


「ごめん。驚かせて……着いたからさ」

「あ、あ……」


力が抜ける。

よかった……夢で……。

すると、アラタ君があたしに向かって真剣な顔をした。


「愛理さんさ……警察行こ?」

「え……」

「このままじゃマズイよ。」


警察の言葉に、あたしは怯んだ。

まだ、実害があるわけではない。

ただ、毎日メールが来て、電話が鳴っただけ。

しかも、アドレスを変えたから、きっと……大丈夫。

なんとなく、大事にしなくないあたしは、「考える」と声を出した。
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