囚われた、あなたの腕の下。

アラタ君は、納得してなさそうな顔をしていたけど……「そう」っとだけ呟いた。


「なんかあったら、連絡して。すぐ来るから」


そう言われ、ホッとする。
そして、彼はあたしがマンションに入るまで見届けてくれた。


部屋に入ったとたん、どっと疲れた。

あたしは、ベッドに倒れ込んだ。

携帯は……電源を入れてなかった。

アドレスも変えたし、もう大丈夫だと思い、電源を入れた。

起動したとたんに……



え……

1/2……24……36……42……57。


ブッブー

【メール受信57件】


この数字に、頭が割れそうになった。

いくらなんでも、おかしい。

昨夜変えたばかりのアドレスが、なんでもうバレているの?

なんで?どうして?

誰か、教えた人の中にいるの?それとも誰か漏らしている?
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