bad school







「コイツは金色の猛獣、通称百獣の王。藤原獅輝だ。」



「藤原…獅輝…。」


金色の猛獣、通称百獣の王はこの大都会の裏側では有名な不良だ。

本名を知らなかった私は初めて本名を知り、彼にぴったりの名前だ……と思わず関心した。



「……誰だ。なんでこの学校に女がいる」


漆黒な瞳で私を睨みつける。本当に…本当に百獣の王だ…。

あまりにもの迫力で言葉を失った私の変わりに理事長は明るく明快に彼に話す。


「コイツはなー、俺の知り合いなんだ。因みに学校にいる女はコイツしかいない。手は出すなよ?」

にっと笑う理事長を不機嫌そうに睨む百獣の王…藤原獅輝。



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