ROCK YOU!!
「え………!?今、なんて……?」

俺は、明菜ちゃんを見つめ、問いかける。

 ──少し光一君のこと好きになったかも。

確かにそう聞こえた。

どうか聞き間違えじゃありませんように。

明菜ちゃんは顔を赤らめて、
「あっ、勘違いしないでよ!
100%中、20%くらいだから!!」

にっ20%!!?

「マジで!!?20%!!?超嬉しい!」

「はあ!?まだ、たったの20%だよ!?」

「そんなん0%に比べりゃ大マシや!!
うわぁー!!俺ホンマにうれしいわ!!」



て、ことは

俺、明菜ちゃんの心の20%を揺さぶったってことか………。

「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!!」
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