あなたのギャップにやられています

だけど……ちょっとうれしい。いや、すごくうれしい。


ちょっと頼りないと思っていた彼が実はわりと強引で、ちょっぴりSで、好みの筋肉のつき具合で……。
どストライクなんだもん。

それにしても、激しかった……。


ひとりでニタニタしていると、浴室のドアが開く音がして慌てて服を身につける。
まだ裸でいたら、なにされるかわかんないし。


彼と入れ替わりでシャワーに行くと、浴室を出る頃には良い香り。


「コーヒー飲むだろ?」

「うん」


そう言いながら、彼は巧みにフライパンを操っている。


「腹減ったし。運動し過ぎた」

「もう……」


私が彼の手元をのぞき込むと、フライパンの柄をポンポンとたたいて、うまいことオムレツの形を整えている。


< 134 / 672 >

この作品をシェア

pagetop