あなたのギャップにやられています
だけど……ちょっとうれしい。いや、すごくうれしい。
ちょっと頼りないと思っていた彼が実はわりと強引で、ちょっぴりSで、好みの筋肉のつき具合で……。
どストライクなんだもん。
それにしても、激しかった……。
ひとりでニタニタしていると、浴室のドアが開く音がして慌てて服を身につける。
まだ裸でいたら、なにされるかわかんないし。
彼と入れ替わりでシャワーに行くと、浴室を出る頃には良い香り。
「コーヒー飲むだろ?」
「うん」
そう言いながら、彼は巧みにフライパンを操っている。
「腹減ったし。運動し過ぎた」
「もう……」
私が彼の手元をのぞき込むと、フライパンの柄をポンポンとたたいて、うまいことオムレツの形を整えている。