あなたのギャップにやられています

「冴子、これ一緒でいい?」


あんなにいいって言ったのに、私がキッチンを片づけている隙に寝室のクローゼットの中をガサゴソしている。


「えっ、なに?」


彼が指差した方をのぞくと……。


「ち、ちょっと、そこはいいから!」

「冴子、もっと色っぽいパンツ買ってあげるよ
ほら、紐のとか、スケスケレースのとか」

「いらないわよ!」


雅斗はいつの間にか下着をしまってある引き出しに、手をかけている。

私は慌てて駆け寄ると、引出しを閉じて前に立ちふさがる。

ま、まさか、木崎冴子の必需品、矯正ブラとかヒップアップショーツを見たんじゃないでしょうね!


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