あなたのギャップにやられています
リビングに干してあった下着を慌ててしまったけれど、彼にばっちり見られてしまう。
「み、見ないでよ!」
「いいじゃん。これから全部見るんだから」
「はっ?」
「可愛がってあげるって言ったでしょ?」
「それは、え……」
演技でしょ? と言おうとすると、彼の手が私の口を塞ぐ。
「聞こえてるから。
こういうマンションって、意外と音が響くし。
これから、俺たちは抱き合うの。思いっきり喘いで聞かせてあげて」
「なに……」
「冴子、こっちおいで。シャワーなんていいから」
木崎君はわざと大きな声で隣の部屋の方に向かってそう言い始める。