あなたのギャップにやられています

なんていうか……こういう人達って、本物の女性より女性らしいなんて聞いたことがあるけれど、それは本当なのかもしれない。

野太い声は置いておいて。


「えっと、百合ちゃんは、その……手術とか……」


私は気になっていたことを口にした。
もしかしたらすごく失礼な質問だったりするのかも? なんて思いつつ、やっぱり気になるから。


「あぁ、手術はねー、なにもしてないのよ」


にっこり笑って返してくれる百合ちゃんに安心する。
叱られるかと思った。


「そうなんですか」


「しようと思ったころもあったのよ。
でも、今の自分嫌いじゃないから、わざわざいいかななんて思って」

「へぇー」


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