あなたのギャップにやられています

「シャワー」

「まだ焦らすの?」


私だって本当は待てない。
だけど、一日走り回った体は汗だくだ。


「でも……」


彼に抱かれるときは、せめて綺麗でいたい。
そんな気持ちを察したのか、雅斗は私を乱暴に抱き上げると、脱衣所に連れていった。


だけど……。

私を壁に押し付けて再び唇を覆うと、器用に私のブラウスを脱がしていく。


「雅斗?」

「一緒に入る」

「えっ……」

「待てる訳ないだろ」


少し怒ったような男の顔。

雅斗から柔らかい雰囲気が消えた。
こういうときは、彼の中の"男"が全開になっていて、私はいつも啼かされるのだ。

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