あなたのギャップにやられています

「あっ……イヤッ」


デザインしているときとは全然違う、男の顔をした彼に、胸の高鳴りを抑えられない。

ずるいよ。
このギャップにもうメロメロだよ。


「冴子、すごい物欲しげな顔をしてる」

「そんな……」


だってあなたがこんなにするから……。

シャワーの水滴が滴る彼の体にしがみつくと、耳元で優しい声がする。


「あー、すげー好き。冴子がすごく」

「雅斗……」


もう立っていることもままならなくなった私の体を、今度は泡だらけの彼の手が滑りだす。

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