あなたのギャップにやられています

「サイズ、変わってない?」


雅斗は両手で私の胸の形を作ってみせる。


「これじゃあ、ちょっと大きすぎるか?」


ちょっと! 前にも私に怒られたよね。


「ふざけないで!」


雅斗に向かって拳を突き出すと、あっけなく抑えられて抱き寄せられる。
そうだった。
隠れマッチョな雅斗に、力で敵うわけなかった。


「ふざけてなんかない。
他の男に揉まれて大きくなってないか、スゲー心配だった」


あのさ……。


「大きくなったもん。ブラのおかげだけどね。フン!」


ムカついてそう返すと、「どれどれ?」なんて他人の胸をムギュッとつかむ。


「ち、ちょっと、変態!」

「変態じゃないから。彼氏……じゃないや、もうすぐ旦那」


雅斗は私の額にキスをする。

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