strawberry tea
『あ、俺、三宅裕也って言うんだけど。
・・・・そっか、付き合い始めたんだ・・・
海宝さぁ、守谷君のこと好きじゃないって言ってなかった?』
・・・・・ううっ!!!
そういえば・・・まだ蓮の事好きじゃない時に・・・・
「え~っと・・・それは以前の話で・・・・・(汗)」
『今は好きなの?守谷君の事。』
何なの・・・!?!?
なんか先輩怖いし・・・・
蓮は黙ってあたしに注目している。
「え・・・・と・・・・・・・・・・」
困るよぉお・・・その質問・・・・
「・・・・・・・・・・・・・好き・・・・・・・・です・・・・・」
そうあたしが言うと、蓮は小さく笑って、あたしの耳元に顔を近づけた。
『俺も。』
っぎゃ!?
み、耳元で囁くなぁあ!!
そう言われて、あたしの顔は耳まで茹蛸みたいになった。
『じゃ、そーゆー事なんで。
さよなら!』
あたしたちをはやしたてる三年生をよそに、蓮がそう言って、あたしの腕を引っ張った。
「ちょっと!!!蓮~!!!!」
あたしたちはその場から離れた。
もちろん、三宅先輩が「ちくしょう」と小声で呟いていた事も知らずに・・・。