myself
「上木聡さんですか?明日の午後二時に桂木町第二ビル15階Y&Gクリニックに来てください。お待ちしています」

伝言を聞き、彼は慌てて携帯の画面を見た。

誰だか知らない番号。

もう一度、聞いてみる。

急に背筋がひんやりとした気がする。

気味が悪い。

何だ?

上木はその場から逃げるように急発進した。

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