Second Light
「忙しいのに、CD幹部には連絡無しだしな。」
これだけ裏が忙しそうなのに、その真相は掴めねぇ。
一体、何が起こってるんだ?
「俺は、そっちの世界じゃ何もできないけど、情報収集だけはしとくよ。」
「ああ、頼んだ。」
「もしかしたら、表でも何か異変があるかもしれない。」
慎の言うとおりだ。
裏で大規模な何かが起こるとしたら、もしかしたら表でも何かが漏れるかもしれねぇ。
「一応、狼神にも探ってみる。」
慎は、こういう時に冷静に対応してくれるから助かる。
「ああ。」