恋のリハビリをあなたと
「遅せーよ。着替えてこいとは言ったけど、まさかシャワー浴びにいくとはな」


浴室から出てきた私を見ることなく、彼キッチンで何か作業をしていた。


なんで、勝手に触ってるの!


あー、もう、この人は。


「はぁー。いいじゃない、昨日力尽きて寝ちゃったんだから。で、そこで勝手に何してるわけ?」


もう怒りを通り越して、呆れてきた。


「何って、料理。にしても、冷蔵庫にほとんど食材ないな。
だから、まともなもんは作れなかった。ご飯まだなんだろ?」


「……へ?」


彼から飛び出した台詞に、拍子抜けしてしまった。

って、彼がご飯を作ってくれたの?ていうか、作れるんだ。


「ほら、間抜けな顔してないで、こっちで食えよ」


「……えっと……ありがと…?」


よく分からない展開に、頭が着いていかない。

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