ハートフル・アーツ
「倒れてる人たちは命に別状はないわ。」

すみれが言う

「さすがの幸明もまだそれほどの力が備わってないんだな。」

幸大が言う


「ここが天守閣だね。」

あかねが言う

「あとは良いタイミングで乗り込むだけだな。」


幸大が言う






バゴォンッ!


扉と一緒に幸明が吹き飛んだ


「ぐっ…かはっ…」



「幸明!」


幸大が駆け寄る

「大道芸人じゃないか…

悪いけど…売り込みは後にしてくれ…」

幸明が立ち上がり城主の方へと歩き出す

「待ちなさい‼

あんた、その腕、折れてるわよ!

もう片方も外れてる。

どっちも動かせないわよ!

それに、右足も外れた関節がおかしなところに嵌まって激痛が走ってるわよ!」



「だから、なんだい?」


幸明は止めようとするすみれを見ることもせずに天守閣へと戻る


「行くぞ!」


幸大たちも天守閣に乗り込んだ





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