三つ子の最強伝説


「柚木~。…あれ?3人いるのか。じゃあ、フルネームじゃないとわかんないか。」


苗字を見ても思い出せないなんて。


気づいたときの反応が楽しみ。



「柚木帝~。ん?柚木帝!?」



あ、気づいた?


「はい、先生。なんでしょうか。2回も名前を呼ばれて。」
ちょっと意地悪してみよう。


「…いや。何でもない。柚木命…。」


「はい。」


おぉ、新貴焦ってる焦ってる。



「柚木雅。」



だんだん顔色が悪くなってるよ。


「はい。」


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