君たちを救うから。

ガッ

いきなり肩がぶつかった。


「お前、邪魔だよ。」


見たことがあるような人がそこに立っていた。
詳しくは思い出せないけど……

同じ中等部の制服で私より少し背が低めな男の子だけど、つり目で気が強そうなのがにじみ出てる。


「ごめんなさい。」


とりあえず、謝っといた。

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